Development

受託研究開発

弊社では、分子生物学、生化学、抗体工学の研究経験豊富なスタッフが在籍し、様々な研究開発業務を受託しております。主な受託内容は以下の通りですが、ここに記載のない研究開発業務や、費用、期間等詳細に関しては、お問合せください。

遺伝子のクローニング

目的遺伝子をPCR法や人工合成により取得して、発現ベクターを構築いたします。目的遺伝子の由来やホスト細胞、ホスト微生物種に応じたコドンの最適化や、精製に向けたタグ配列の提案等も行っております。

遺伝子の発現確認

目的遺伝子由来のタンパク質をホスト細胞やホスト微生物で発現させます。発現状態は、Real-time PCR法やSDS-PAGE法、Western Blot法により確認いたします。

タンパク質の精製

目的タンパク質を発現させ、カラム精製を行います。タグを利用した精製だけでなく、イオン交換カラム、疎水カラム等多種類のカラムが使用可能です。最終精製品の濃度測定をBCA法で、純度測定をSDS-PAGE法やWestern Blot法で行います。

EIA測定

目的タンパク質に対する抗体を使用して、EIA測定系を構築いたします。使用する抗体の選定や検出用抗体への酵素の固定化、使用濃度の決定等細かな条件設定もお手伝いしております。EIA法の検出は、比色測定、化学発光、蛍光、電気化学測定が可能です。

フローサイトメーター測定

培養細胞に目的タンパク質を発現させ、フローサイトメーターで発現状態を測定します。また、Cytometric CBA法を用いて、自己抗体を測定も行います。フローサイトメーターで使用する抗体の選定や、自己抗体測定のための安定発現株作製も行っております。

抗体作製支援

抗体作製は外部委託になりますが、抗体作製に必要な抗原調製やスクリーニングストラテジー構築を支援しております。抗体作製メーカーとの窓口としてご活用ください。