ミエリン塩基性タンパク質関連商品の発売に関して
製品情報
ミエリン塩基性タンパク質(血清・血漿)ELISAの新規取り扱いを開始いたしました。
ミエリンベイシック蛋白(ミエリン塩基性蛋白;MBP)は神経のミエリンを構成する主要な蛋白質で、主たるものの分子量は18.5kDaです。ミエリンは中枢神経系の神経細胞の軸索に存在し、神経伝達系における電気信号を高速に伝導させる絶縁体です。実験動物にアレルギー性脳炎を発症させる起因蛋白として知られ、脱髄疾患の病態に深く関連しています。
血清・血漿中では以下のような報告例があります(参考文献を参照)。
1) くも膜下出血患者の脳損傷の指標になる
2) MS患者で血清中の濃度が低値になる
3) 緑内障のバイオマーカー
本製品を用いた受託測定も開始いたしましたので、ご検討よろしくお願いいたします。